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専門・認定看護師より

当院では、20名の専門・認定看護師が院内の各分野で活躍しています

専門看護師

嶋田 やよい(がん看護専門看護師)

 患者さんやご家族の気持ちにあたたかく寄り添い、つらい症状の緩和や治療を続けながら生活していくための対処方法を提案しながらその人らしい生活を送れるようにスタッフや多職種と協働して支援しています。
 またリンパ浮腫外来では、限られた時間の中でより効果が期待できる方法を検討し、セルフケアを支援するための看護実践を行っています。

 

認定看護師

小泉 恵理子(小児救急看護認定看護師)

 小児救急看護認定看護師は来院してきた子どもへの看護ケアを行うだけなく、社会的問題となっている子ども虐待への対応や育児支援などの役割も担っています。子どもの権利と尊厳を守ることを基盤として、子どもの健やかな成長発達のために家族を含めた支援を院内のスタッフともに行なっています。

 

古屋 知佳(皮膚・排泄ケア認定看護師)

 皮膚は最大の臓器と言われています。また、排泄も基本的欲求の一つです。皮膚・排泄ケアは、看護をする上で、切り離せない分野だと思います。WOC(ウオック)とも呼ばれ、主に、創傷・ストーマ・失禁分野を担当しています。褥瘡・創傷ケアや体圧分散寝具の選択、ストーマ装具選択やケアについて、スキンケア、オムツの選択など、お困りのことがあればご相談ください。

 

九川 卓也(感染管理認定看護師)

 感染管理認定看護師として院内で活動しています。
活動の目的は、当院に受診・入院される患者さんを院内感染から守ることです。このため、研修会等を通した感染対策の職員への啓発や感染対策チームによる院内巡視等の活動を行い、患者さんが安心して医療を受けられるよう医師・臨床検査技師・薬剤師・事務職などの多職種と協同し院内感染対策に関する体制を整備しています。

 

根津 弘美(緩和ケア認定看護師)

 緩和ケアとは、その人の抱える「つらさ」に目を向け行なわれていきます。そして、その「つらさ」を支えるため、看護師としてだけでなく、時にはひとりの人間として「あなただったらどう生きるの」と静かな心の声で問いかけられることもあります。
その答えを、患者さんやご家族の方と一緒に迷い、苦しみ、時には笑い、共に時間を過ごしながら、当院に所属する医療スタッフと共に支えていけることが出来ればと思います。

 

丹澤 千晶(緩和ケア認定看護師)

 がん患者さん・ご家族を中心にその人らしく日常生活を送ることができるように支援しています。専門的知識や技術を活かして最善の対応ができるよう他職種とも連携しています。皆様との出会いを大切に少しでも患者さん、ご家族の希望に添えるよう院内スタッフと共に支えとなっていきたいと思います。

 

佐藤 恵美(がん放射線療法看護認定看護師)

 放射線療法は根治から緩和治療と幅広く、形態や機能温存とQOLの向上を目的とした局所治療です。患者様の前向きな気持ちを大切にしながら、一人一人の生活に合わせたセルフケア指導や主体的に取り組むことができるよう、精神・身体・社会面でのサポートを行い、治療完遂を支援しています。コメディカルと連携を図り、チーム医療が提供できるように取り組んでいます。

 

岩間 美保(糖尿病看護認定看護師)

 外来で医師の指示のもと糖尿病や合併症の診断、治療に合わせた糖尿病療養支援を行っています。また、患者さんが「自分の疾患を十分に理解しているか」、「治療の意味を十分に理解し、納得しているか」、「疾患を患いながらの生活を困難であると思っていないか」などに配慮し、糖尿病と上手く付き合っていけるよう支援しています。

 

新井 佳那子(皮膚・排泄ケア認定看護師)

 専門は、褥瘡(床ずれ)などの慢性創傷や手術創・外傷などの急性創傷、ストーマ(人工肛門)、尿失禁や便失禁、スキンケア全般です。専門的な知識と技術をもち、患者様それぞれの個性に応じたケアを提案したり、オムツやストーマ装具、褥瘡予防マットなど、製品についてご案内します。
今まで誰にも相談できず、ひとりで悩んでいたことなど、ご相談ください。

 

古屋 佳江(がん性疼痛看護認定看護師)

 痛みは本人にしかわからないものであり、人に伝えるのは難しいことだと思います。そんな痛みに対して、しっかり受け止め、少しでも軽減できるようにお手伝いさせていただきたいと思います。
 がんという疾患、治療、身体的な痛み、心のつらさ、様々な症状に寄り添い、自分らしく充実した人生が送れるよう支援していきます。

 

金子 延枝(慢性呼吸器疾患看護認定看護師)

 COPDや間質性肺炎、喘息などの慢性呼吸器疾患患者さんに対し適切な呼吸管理を実施していきます。それぞれの病態や症状に応じた運動療法や栄養療法などの呼吸リハビリテーションをスタッフの方と一緒に実施していきたいと思います。
 また、慢性呼吸器疾患の治療は、長期にわたるため自己管理がとても大切です。患者さん自身や御家族が、病状に応じた自己管理方法を獲得し、その人らしく「病とともに生きる」ことを支援していきます。

 

関口 まど香(認知症看護認定看護師)

 超高齢化社会に伴い、急性期病院におきましても、認知症を持つ高齢の患者さんが、年々確実に増加してきています。認知症の患者さんは、環境の変化に対応できず混乱し、様々な症状がひきおこされます。そのような患者さんが安心して、治療が受けられるようにお手伝いしていきます。
 そして、認知症を持つ方を介護されているご家族のご相談にも応じていきたいと考えております。

 

山村 富子(認知症看護認定看護師)

 入院前の状態や退院後の生活を視野に入れ、認知症の人が安心して治療が継続出来るよう、ご家族や介護サービスの方々と情報交換を行いながら、環境調整や関わり方を考えます。その人に合ったケア方法を検討し、認知症の方が安心出来る環境作りを心がけています。

 

清水 孝子(摂食嚥下障害看護認定看護師)

 摂食は口から体内に栄養をとり込む機能、嚥下は生まれた時には既に備わっている非常に緻密な仕組みにより物を飲み込む機能です。
 日々、当たり前のように繰り返している「食べる」ことに、困難を生じた乳児から高齢の方まで、尊厳を守るため、「食べたい」「食べさせたい」気持ちに寄り添い、摂食・嚥下チームを中心に多くの医療スタッフと協力して、「食べられる幸せ」のお手伝いをしています。

 

田中 美穂(緩和ケア認定看護師)

 医師、薬剤師と協働し、病棟職員と連携して活動をしています。望んで病気になる人はいませんが、病気もその人をつくるひとつだと思います。
 病気になってからも、これまでのように暮らせるように、患者さんのからだや心の辛さ、ご家族の心の辛さが少しでも良くなるために支援しています。
笑顔の時間、良かったと思えることを少しでも増やしていきたいと思ってます。

 

加藤 有希(感染管理認定看護師)

 感染管理認定看護師は、院内の他職種と協働しながら、医療関連感染の予防と管理を行っていく役割があります。入院している患者さんはもちろん、外来受診される患者さん、ご家族、来訪者の方々、病院職員などすべての人を医療関連感染から守ることを目的に組織的な活動を行っていきます。患者さんに直接ケアを提供している看護師を中心に、感染対策についての啓蒙活動を行い安心・安全で良質な医療提供ができるように努めていきたいです。

 

志村 美和(がん化学療法看護認定看護師)

 抗がん剤治療を受ける患者さんとご家族が、安全・確実・安心でかつ安楽な治療が提供できるよう、環境づくりに努めています。また、治療に伴う副作用をどのように対処しケアしていくか情報を提供しながら、対策を一緒に考えていきたいと思います。
 診断を受けて抗がん剤治療を始めるとき、治療中、治療をやめたいと感じるときなど、患者さんや支えるご家族の方々の思いにより添い、その人らしく意思決定ができるよう支えていきたいと思います。

 

内田 由紀(緩和ケア認定看護師)

現在、「がんと診断されたときから緩和ケア」という考えだけではなく心不全に対しても緩和ケア医療が進められています。
身体やこころの苦しみは、患者さんだけでなく、患者さんを支えるご家族も感じているのではないかと思います。
そんな苦しみを和らげ、穏やかに患者さん、ご家族が過ごせるようお手伝いをさせていただきたいと考えています。

 

野中 浩司(摂食嚥下障害看護認定看護師)

「食べる」ことを支えるために、摂食・嚥下障害看護認定看護師として活動しています。患者さん・ご家族の「食べる」権利を守り、希望に寄り添った看護を提供していきます。また、職員に対して学習会を実施し、知識・技術を共有し、「食べる」ことを一緒に考えています。

 

古屋 晶己(手術室看護認定看護師)

手術を受けるということは、人生で一大決心となる重大な出来事です。様々な不安や恐怖を抱えて治療を受ける患者さんだけでなく、その本人を支えるご家族も一緒に手術をのり越える1つのチームと考えています。患者さんやご家族の思いに寄り添い、不安を和らげ、安全に留意しながら情報提供や必要な相談・指導・教育に関わり、予定通りに自宅療養できるようにお手伝いをしていきます。