DMAT(Disaster Medical Assistance Team 災害派遣医療チーム)
DMAT活動について
当院は、災害拠点病院として災害医療支援機能の1つであるDMATを有しています。医師2名、看護師6名、業務調整員4名(臨床工学技士・理学療法士・臨床検査技師・臨床放射線技師)が資格を保有しております。災害時には医師1名、看護師2名、業務調整員1名を基本構成とし大規模災害の被災地で急性期(おおむね48~72時間)に活動します。
災害拠点病院
災害拠点病院とは、各都道府県に災害時における医療救護活動の拠点となる病院を設置し、被災現場において応急救護を行う救護所や救急病院、救急診療所等との円滑な連携のもとに、災害時における重症患者の適切な医療を確保することを目的に知事が指定しています。
地域災害拠点病院
当院は、山梨県の中北地域の地域災害拠点病院として指定を受けております。大規模災害(地震、洪水、火災、交通事故など)発生時に、傷病者の受け入れ、医療救護班の派遣・受入の役割を担っています。日本各地で発生した災害時に、被災地での迅速な災害医療を提供するためのDMAT(Disaster Medical Assistance Team 災害派遣医療チーム)を保有しており、院内トリアージ訓練、甲府市総合防災訓練、中部ブロックDMAT実動訓練等の各種訓練に参加しています。
当院の災害対策
トリアージ訓練
トリアージとは、災害発生時に限られた医療資源で多数の傷病者医対応するために、治療、搬送の優先順位を決める手法で、当院では年1回訓練を実施しています。
県政功労者表彰
令和3年11月25日(木)、県政功労者(新型コロナウイルス感染症対策関連)表彰式が執り行われ、団体特別感謝状として市立甲府病院DMAT(災害派遣医療チーム)が顕彰されました。今回の受賞は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止する取組に関して、入院や宿泊療養の調整等に関し多大な貢献をされたことが評価されたことによるものです。