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リハビリテーション室
基本目標
- すべての患者さん すべての疾患に対して 充実した治療内容を提供する
- すべての患者さんに対し公平に対応する
- 事故防止に努める
- 他部門との連携に努める
- たえず専門知識・技術の向上に努める
- 患者さんにとって治療の場であるとともに やすらぎの場となるよう心がける
基本目標を掲げ、理学療法士10名、作業療法士6名、言語聴覚士1 名の体制をとり、質の高いリハビリテーションが提供できるよう行っています。
整形外科的疾患、脳神経外科疾患手術後、脳卒中などの中枢神経疾患、神経内科的疾患などの急性期リハビリテーションを実施しています。急性期リハビリテーションが多いことが特徴で、患者様を中心として、家族、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカーが一体となって円滑な社会復帰を目指しています。また、スポーツ外傷・障害に対し、早期スポーツ復帰が行えるよう実践的なリハビリテーションを実施しています。
大きな窓から多くの光が差し込む開放的な広い屋内訓練室と、坂道や階段、砂利道や芝生がある広々とした屋外歩行訓練施設を有し、のびのびとした気持ちでリハビリテーションを行っていただけるように努めています。
対象疾患・主な特徴
- 脳血管疾患
脳出血、脳梗塞等 - 神経難病
ギランバレー症候群、パーキンソン病、多発性硬化症等 - 整形外科疾患
肩腱板損傷、四肢の骨折・脱臼、手指腱損傷、膝関節靭帯・半月板損傷
股関節唇損傷、変形性脊椎・肩・股・膝・足関節症、スポーツ障害等 - 呼吸器疾患
- 内科・外科疾患
肩関節疾患
腱板損傷の患者さんに対しては、術前より手術後の不安軽減を目指し、術後生活や動作の確認や指導も行っています。術後は各患者さんの痛み等の症状に合わせた治療・動作指導を行っています。
ハンドセラピィ
手指の骨折や腱損傷後の患者さんの治療を行います。各症状に合わせ、生活や動作指導、スプリント等の作製を日常生活への復帰をお手伝いしています。
スポーツ障害・外傷
個々の競技特性に応じて、物理療法や種々の器具等を併用しながら、障害・外傷予防、早期復帰を目指したリハビリテーションを行っていきます。
摂食・嚥下
摂食・嚥下障害を口やのどの動きだけでなく、意識・栄養状態、身体機能など全身から捉える関わりを持ち、多職種と連携を図り早期経口摂取の実現を目指し行っています。
足部障害(足底板作成等)
入院中もしくは外来通院中患者さんに対して、医師の指示に応じ足底板の作成を行っています。
主な施設・設備
スポーツリハビリテーション機器
ウェイトトレーニングマシン・エアロバイク・ルームランナー
様々な筋力トレーニングを行うことができます。
多用途筋機能評価運動装置(バイオデックス)
運動機能を客観的な数値で評価することができ
リハビリテーションを効果的に進めることができます
物理療法機器:赤外線レーザー照射装置、多機能電気刺激装置、超音波治療器、体外衝撃波
疼痛緩和、血液循環改善、筋緊張緩和などの効果があり
慢性腱障害において有効性があるとされています
スポーツの分野でも使用されています
昇降式ADLキッチン・畳スペース
自宅の環境に合わせた調理動作の確認が行えます
和式生活を踏まえた立ち上がり等の動作練習が行えます
屋外歩行訓練施設(リハビリ庭園)
一周約100m、200坪、3種類の階段、3段階のスロープ、砂利道、東屋
リハビリ庭園は屋外での応用歩行の獲得に向け、緩やかなカーブや傾斜のある100m歩行トラックやさまざまな段差の階段が設置されています。患者様の応用歩行の獲得を目標に練習を安全に行えるようリハビリテーションの中で利用しています
歩いた距離がわかるように5mごとに敷石が埋め込まれています。
階段では応用歩行の獲得のための練習を安全に行うことができます。
庭園のほぼ中央には東屋があり、一息つく場となっています。
四季折々の木々が庭園に植えてあり、春には桜やツツジ、秋には紅葉等を見ながら歩行訓練を行っています。
庭園横のウッドデッキに人工芝を設置し、障害物のまたぎ動作、自転車操作練習やグランドゴルフなど、屋外での訓練に利用しています。
スポーツリハビリテーションなど多目的運動スペースとして利用しています。
その他:歩行浴槽、表面筋電計バイオフィードバック装置、各種低周波治療器等
施設基準 | 運動器リハビリテーション(Ⅰ) 脳血管リハビリテーション(Ⅰ) 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ) がんのリハビリテーション |
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取得資格 |
3学会合同呼吸療法認定士 |
※上記取得資格についての問合せ先:リハビリテーション室 055-244-1111(内線1180)
院外活動
院外活動として、山梨県理学療法士会スポーツ部の一員として、国際テニス大会等での選手対応、クラブ・高校・大学のチーム対応などの活動に加え、国民体育大会への帯同を行っています。スポーツ現場の経験・技術を患者さんとのリハビリテーションに活かすよう行っています。その他に山梨県理学療法士会学術研修部の一員として研修会の企画・運営へ参加しています。また、甲府市地域リハビリテーション支援事業に参加し、介護予防の指導を行っています。
外来診療
院内各科より依頼のあった患者さんのみです。
再来診療は、原則的に予約制です。
スタッフ氏名 | 専門医等 | |
山口 知之(やまぐち ともゆき) | リハビリテーション科 科部長 | 日本整形外科学会 専門医 日本リハビリテーション医学会 認定臨床医 |
前川 慎吾(まえかわ しんご) | 整形外科 統括科部長 | ※ |
川瀧 智之(かわたき ともゆき) | 脳神経外科 科部長 | ※ |
富樫 慎治(とがし しんじ) | 神経内科 科部長 | ※ |
※詳細は各診療を参照