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CT検査室

CTとは

CTとは、Computed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略です。
CT検査は、X線を発生する装置がX線を照射しながら身体の周りを回転し、検出器での情報をコンピュータで解析し、画像化する診断装置です。CTは高速に撮影しながら画像データを収集することが可能で、人体の輪切り画像だけでなく、縦切りなど多断面の像や3次元立体画像を作成することができます。さまざまな疾患の診療に欠かすことのできない情報を提供しています。

 

当院のCT装置

当院では80列の検出器を持つマルチスライスCT装置を採用しています。よって、従来の装置より短時間で広範囲の撮影が可能となりました。また、逐次近似応用再構成法という方法で画像を作成することにより、被ばくの低減にも寄与しています。

 

 

造影剤を使用するにあたって(4番 5番 6番は特に重要な内容となります。)

1.CT検査では、臓器や血管にコントラストをつけ、画像を見やすくする目的で造影剤を使用することがあります。

2.当院では造影剤を使用する場合、検査前3時間は絶食をお願いしています。
飲水に関しては制限を設けていません。飲水することによって副作用の低減にもつながるため、主治医より飲水の制限がない場合は、日常生活より少し多めに水分摂取するよう努めてください。

3.造影剤は腕の静脈に注射を行い投与していきます。造影剤の浸透圧の違いによって、個人差はありますが熱感が起こる場合があります。この作用は正常な反応ですのでご心配いりません。

4.造影剤は診断の向上にとても寄与しますが、身体にとっては異物のため時々副作用を起こす場合があります。造影剤を使用して違和感がある場合、スタッフに申し出てください。
当院では看護師と放射線科医が常駐し、迅速に対応できる体制を整えています。ご安心ください。

5.造影剤投与から1時間~数日後、かゆみや吐き気、湿疹がでた場合は遅延性副作用の可能性があります。当院までご連絡してください。
問い合わせ先
市立甲府病院 中央放射線室 電話055-244-1111(代表)

6.以下の項目に該当する方は造影剤を使用できない場合があります。
検査予約時、主治医に必ず申し出てください
・ヨード又はヨード造影剤に過敏症の既往歴がある方
・重篤な甲状腺疾患のある方
・気管支喘息の方
・腎機能が低下している方

 

CT検査注意事項

  1. 以下の項目に該当する方はCT撮影検査を受けることができない場合があります。
    主治医に申し出てください。
    ・ICD(埋め込み型除細動器)を埋め込んでいる方
    ・極度の閉所恐怖症の方
    ・妊娠中または妊娠の可能性がある方
  2. 検査時間は短いですが、動きに弱いため検査中は動かないようにお願いします。
    静止が困難な方につきましては、検査を中断する場合があります。

 

よくあるご質問

Q1. 検査にはどのくらいの時間がかかりますか?

検査内容によって異なりますが5~20分程度です。

Q2. 造影剤を使用した後に気をつけることはありますか?

造影剤は尿として排泄されます。早めに排泄するため、当院では飲水を推奨しています。
(主治医から飲水制限を受けている方を除く)

Q3.検査時に気を付けることはありますか?

CT検査では検査中に動くと画像がブレてしまいます。スタッフの指示があるまでは動かないようにお願いします。
また検査内容によっては、複数回息止めの指示があります。毎回息を吸う量が異なってしまうと撮影範囲の設定に影響を与えるため、息止めは毎回同じようにおねがいます。

Q4.MRI検査とどのような違いがありますか?

大きな違いとして、CTは放射線を利用して画像を取得しますが、MRIは電磁波を利用して画像を取得します。それぞれの病変に対して得意不得意があり、依頼医がそれらを加味して判断し検査を依頼します。

Q5.糖尿病薬を服用しています。検査は可能でしょうか?

腎機能が著しく悪い場合、一部の糖尿病薬を服用して造影剤を使用すると乳酸アシドーシスという状態になる可能性があります。
当院では、造影CT検査後48時間は糖尿病薬の服用を控えていただきます。
腎機能に問題がない場合、特に制限はありません

Q6.授乳中ですが、造影剤は大丈夫でしょうか?

造影剤を使用した場合、非常に少量ですが母乳にも造影剤が含まれます。
大抵の場合問題とはなりませんが、少量でもアナフィラキシーショック等を起こす可能性があるため、当院では検査後48時間は授乳を避けていただくようお願いしています。

Q7.定期的にCT検査を受けています。被ばくによる身体的な影響は大丈夫でしょうか?

放射線を被ばくすることによって人体に様々な影響を与えます。しかし、CT検査ではその影響は低くなっています。
また放射線は体内に蓄積せず、影響を受けた細胞も回復をするため、定期的な被ばくの影響よりも診断に対する利益の方が高くなります。
不安が残る場合、他の検査でも代用できる場合がありますので、主治医に相談してください。