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当院でお産される妊産婦さんへ 研究実施のお知らせ

研究の題名: 多職種連携母子保健システム構築を目指した取り組みについて

研究期間: 令和3年9月7日から令和4年3月5日

研究者:市立甲府病院 助産師 代永愛美 塚原千春 吉田ゆか

 

【研究の目的と意義について】

当院では妊娠期から産褥期まで医療機関、市町村保健センター、保健所等の多職種と連携を図り、適切な時期に適切な介入ができ情報共有をしていくことで、切れ目のない支援を行えるようなシステム構築を目指しています。ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

【研究の方法について】

独自にスクリーニングシートを作成・使用し、該当する項目にチェックをします。スクリーニングシート1項目以上のチェックがついた妊婦については、助産師看護師間でカンファレンスを行います。その中で地域との情報共有が必要だと判断した妊婦については独自に作成した情報共有ツールを使用し、その時点から地域保健師などとの情報共有を開始します。支援が必要と判断した場合は、対象の状態に合わせて、対象と保健師、助産師での面談や医療相談や児童相談所の介入や支援を行います。妊娠期から概ね産後1ヶ月健診までは支援を継続し、支援を実施した評価を1ヶ月健診終了後に保健師とともに口頭で行います。
評価内容については、適切なタイミングで必要な情報が共有でき、必要な支援が実施できたかを口頭で評価します。

 

【利用する試料・情報について】

〈対象となる患者さん〉

  • 令和3年9月7日から令和4年3月5日に当院で受診、出産される妊産婦さんとそれに関わった保健師

〈利用する情報〉

  • 身体的情報、心理的情報、社会的情報、経済的情報
  • 妊婦健診時の情報
  • 対応保健師からの情報

【個人情報の取扱いについて】

情報漏洩がないようデータは患者カルテと同様に扱い、鍵のかかる部屋で厳重に管理します。
研究終了後は紙媒体のデータはシュレッダーにかける情報管理を徹底します。
研究対象者に関しては、病院のホームページにて研究期間内のデータ収集の実施を掲示します。
市立甲府病院臨床研究倫理審査委員会の審査、承認を得て実施します。

 

【利益相反について】

本研究に対し助成はなく利益相反はありません。

 

【お問い合わせ等について】

この研究へのご協力は、患者さんご自身の自由意思に基づくものです。この研究への情報提供を希望されないことをお申し出いただいた場合、その患者さんの情報は利用しないようにいたします。ただし、お申し出いただいた時に、すでに研究結果が論文などで公表されていた場合には、完全に廃棄できないことがあります。情報の利用を希望されない場合、あるいは不明な点やご心配なことがございましたら、ご遠慮なく下記連絡先まで、電話にてご連絡ください。この研究への情報提供を希望されない場合でも、診療上何ら支障はなく、不利益を被ることはありません。

 

お問い合わせ等の連絡先

市立甲府病院 3階西病棟 研究代表者 代永愛美
TEL:055-244-1111