診療科

トップ > 診療科 > 産婦人科 > 出産方針

出産方針

  • 原則として、医学的問題が生じない限り、医療的な介入はせずに自然な経過をみていきます。産婦人科診療ガイドライン、EBM(エビデンスに基づく医療)に基づいて判断していきます。
  • 当院では無痛分娩は行っていません。また、経膣分娩時の浣腸・積極的な会陰切開は行いません。
  • お部屋は陣痛~出産・産後2時間程度の時間、部屋を移動せずに過ごすことのできるLDRを取り入れています。
  • 骨盤位(さかご)は、26か国121施設で実施した統計で、帝王切開群のほうが新生児死亡率、中枢神経障害率ともに有意に低いとの結果が出たので現在はすべて帝王切開としています。
  • 33週未満、あるいは手術を要する新生児が予測される場合は周産期センター等へ母体搬送しており、当院NICUで管理可能な場合は当科で分娩までお世話しています。
  • 分娩には医学的適応がある場合は医師が介入しますが、それ以外は助産師が中心となってお手伝いをしています。また分娩は原則的にLDRで行い、希望者にはパートナーの立会いも可能で好評です。

 


LDR(陣痛分娩)室


※LDRとはLader Delivery Recoveryの略です。

 

バースプランについて

当院では産婦さんが満足のいくお産ができるよう、バースプランを導入しています。

バースプランとは、出産に対して「こんなお産にしたい」「お産の時はこんな風に過ごしたい」という要望をまとめた妊婦さん自身の計画書です。
助産外来で事前に確認させていただき、分娩時にできるだけバースプランにそったお産をしていただけるようサポートいたします。
バースプランを記入された方は、入院時に助産師にお渡しください。

 

夫立ち合い分娩について

◎お知らせ
条件を満たした方のみ、立ち会い分娩を再開しています。
詳細は産科外来までお問い合わせください。

当院では夫立ち会い分娩を行っています。

陣痛開始から出産までパートナーの方と共に過ごすことができます。
強制ではありませんので、立ち会い分娩を希望するかどうか、ご夫婦で相談してお決めください。
「出産直前までは立ち会いたい」等、ご希望に沿ってお手伝いさせていただきます。

 

重要なお願い

  • 分娩ホールの安全管理上、出産の立ち会いは原則、ご主人1名のみとさせていただいています。それ以外のご家族の分娩室への入室、お子さんの入室はできません。立ち会い中のパートナーの方は面会時間に限らず、ご入室いただけます。
  • 「里帰り分娩等でパートナーの方が立ち会えない」「パートナーの方が来るまで誰かに付いていてほしい」等の場合はパートナー以外の立ち会いも可能ですので、外来で事前にご相談ください。
    ※現在は、ご主人の方のみ立ち合いとさせていただいています。
  • お産中のご家族の面会は通常の14時~20時、患者様本人が病室や食堂へ移動可能な場合のみとさせていただきます。また、夜間や早朝に出産された場合も面会時間をお守りいただくようお願いします。
    ※現在は、条件付き面会となっています。詳しくはスタッフまでお問合せをお願いします。