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血液浄化療法室
*診る・つなぐ・支えるー血液浄化療法室のいま
診断から在宅支援まで、つながる医療で地域を支える。私たちの血液浄化療法室は”これから”の医療に応えます。
診療スタッフ
小室 三津夫(こむろ みつお)統括科部長 月火水木金:外来曜日 |
(社)日本透析医学会 専門医 (社)日本泌尿器科学会 専門医 |
秋山 大一郎(あきやま だいいちろう)科部長 月火水木金:外来曜日 |
(社)日本内科学会 総合内科専門医 (社)日本腎臓学会 専門医・指導医 (社)日本透析医学会 専門医・指導医 (社)アフェレシス学会 専門医 |
緒方 亮二(おがた りょうじ)科長 月火水木金:外来曜日 |
(社)日本内科学会 総合内科専門医 (社)日本腎臓学会 専門医 (社)日本透析医学会 専門医 (社)日本リウマチ学会 専門医 |
赤字:新患担当曜日
青字:外来担当曜日
血液浄化療法室の特色
現在、泌尿器科3名、腎臓内科2名が、兼任のかたちで血液浄化療法室の診療にあたっています。
治療のほとんどは、慢性腎不全に対する維持血液透析です。当院で導入した患者さんだけでなく、希望があれば他院で導入された患者さんにも対応可能です。当院は総合病院であり、透析患者さんが他疾患で入院加療の際の透析治療にも対応しています。
また、急性腎不全(腎機能改善の可能性あり)に対する緊急透析、エンドトキシン血症などに対する吸着療法(エンドトキシン吸着、免疫吸着など)も可能な範囲で対応しています。
バスキュラーアクセスの作成、インターベンション治療も行っています。
主な疾患と実績
腎不全(急性・慢性)は年間20~30名の新規患者がいますが、そのほとんどは慢性腎不全です。
新規患者以外にも慢性腎炎から慢性腎不全に進行した症例も10~20名おります。急性腎不全の場合は一般的に透析を行ったとしても、腎機能が改善して再び透析から離脱できることも少なくありませんが、慢性腎不全の場合は残念ながら腎機能の回復の多くを望めません。内服治療、食事療法、生活指導の3本柱で少しでも透析開始を引き伸ばすことが治療の主眼となります。退院では年間20~30名の血液透析導入を行っています。当院の透析ベットは常に満床状態にあるため、透析開始後は自宅にできるだけ近い透析をしている医療施設に紹介をさせていただいています。
診る力×支える力 ー 血液浄化療法室の診療体制(専門医・医療機関のみなさまへ)
ー診療範囲・対応力・連携体制を、簡潔にご紹介します。
選ばれる3つのポイント
1.入院での透析導入を実施
2.透析を実施している症例でも、手術や治療が可能
3.透析でのレスパイト入院も受け入れ可能
❖専門領域と治療内容の特徴❖
【対象疾患】 透析
当院の血液浄化療法室では、入院での透析導入支援を実施しています。基本は1週間ですが、受け入れ先の施設が決まるまでは当院での治療継続が可能です。
手術実施予定のある透析患者や、透析患者のレスパイト入院についても、当院の他診療科と連携しながら積極的に受け入れをしています。