初期臨床研修医募集

令和5年度 初期臨床研修医募集

募集要領

初期臨床研修医の募集要領を掲載しました。※詳細はこちらを参照ください。

※募集は終了しました。
 

臨床研修プログラム

特色

市立甲府病院は、1次から2次までの医療を行っており、ほぼ全てのcommon diseaseを経験でき、広範囲な疾患、病態について多くの症例をもとにした研修が可能です。また、ほとんどの診療科を備えているので、選択科は幅広い診療科から選択ができるようになっています。

初期研修プログラムについては柔軟性を持たせており、研修内容は研修医の希望に沿った内容にすることができます。さらに、地域診療所での研修も可能となっており、地域医療について体験することもできます。

 

医学生へ院長からのメッセージ

医学生の皆さんへ
 当院は408床の地域の中核病院です。別の言い方をすれば全国で多数ある市中病院の一つであり、地域・市民に近い病院です。そのため症例が豊富で様々な疾患を経験できますので、プライマリ・ケアーの基本的な診療能力を養うことが出来ます。経験しておくべき疾患を各領域で全て経験できますので、初期研修には最適な病院だと思います。当院のプログラムにつきましては、比較的自由度が高く、指導医と相談のうえに、皆さんの意志で組むことが出来ますので、納得して研修が出来ると思います。また、上級医が皆さんをマンツーマンで指導し、一緒に悩み・学んでくれますので、皆さんの目指す医師へのスタートを支援できるものと思います。医師としてのキャリアを積み上げる中で、初期研修の2年間は大切な第一歩です。いろいろな診療科を楽しく経験していただきたいと思います。
 第一歩を踏み出すにあたり、皆さんの中には将来、研究者になりたい、ドクターGの様な医者になりたい、あるいは超絶的なスキルを身につけてスーパーDrをめざしているという人もいるかもしれません。しかし、どの道に進むにしても、初期研修で大事なのは医師としてのしっかりとした基礎を作ること、学ぶ姿勢を身につけることです。知識・スキルを身に着けることはもちろんですが、実際の医療の現場では解決できないこと、分からないことも多く、患者さんから学ぶこと、命題を与えてもらうこと、疑問を見出すことも大事なことだと思っています。それが皆さんの医師としての大切なモチベーションになると思います。
ぜひとも、市立甲府病院で医師の第一歩を踏み出すことを考えてみてください。心よりお待ちしております。

 

医学生のみなさんへメッセージ

研修医からのメッセージ【Dr A】

学生の皆さんこんにちは!
研修先を悩んでいる方々へ少しだけ宣伝です。

  1. 自由なスタイルでの研修が出来ます
    研修1年目は内科6か月と救急3か月が必修となっていますが、2年目からは自分のスタイルに合わせてほぼ自由な形でローテーションを決めることが出来ます。過去には自身の興味のある科を半年以上も選択した先輩もいたそうです!
  2. 2次救急の対応を学べます
    市立甲府病院は、県内における病院群輪番制病院のひとつで、3~4日に1回のペースで救急当番日が回ってきます。私たち研修医は当番日ごとに順番を決めて2次救急の対応をさせてもらっています。実際の対応のときは、上級医の先生とペアになり、マンツーマンの体制による指導のもと行いますので、非常に多くのこと学ぶことができます。ペアになる上級医も毎回違うので、ひとつの症例に対しても様々な対応方法があるということを自分の目で確かめることができます。医師を志す者として最低限必要となるスキルを身につける場としてはもってこいだと思います。

ここで紹介した以外にも、まだまだセールスポイントは沢山あります、少しでも気になった方は、是非一度、見学に来てみてください。私たち研修医はもちろん、多くの先生方がみなさんのことを待っています!! 

 

研修医からのメッセージ【Dr B】

市立甲府病院で研修を行い1年が経ちました。現在、初期研修医は計6名と少ない人数ですが、その分アットホームな雰囲気の中、充実した研修を行っています。先生方は教育的で親切に指導してくださいますし、手技を含めて研修医でもどんどん経験させていただけるのでとても勉強になります。

月に約4回の当直では、common diseaseはもちろん、criticalな疾患も経験することができます。当直では、上級医の先生の指導の下、研修医が主体となり診察を行います。学んできたことを発揮できる場であると同時に、初めて出会う症例にどのようにアプローチしていくか、毎回が発見の場でもあります。

このように診療に携わり学ぶ機会を多くいただける一方で、雑務に追われることがないため、自主学習する時間も沢山あります。自分の時間をしっかりと作れるので、同期とご飯に行ったり、先生方に食事に連れて行ってもらったり、アフター5を充実させることもできます。

市立甲府病院は、研修医一人一人が自分のペースで無理をせずに進んでいける病院であると感じます。「百聞は一見に如かず」ということで、ぜひ一度病院見学にいらしてください。お会いできることを楽しみにしています。

 

研修医からのメッセージ【Dr C】

山梨大学出身の私は、初期研修では一度大学を出て、地域の中核病院でcommonな症例を多く経験したいと思い、市立甲府病院を選択しました。多くの先生方、コメディカルの方々に親身に丁寧にご指導いただき、研修医の人数も多すぎず少なすぎず(手技が奪い合いになることもなく、選択科も柔軟に選べます)、アットホームな環境で研修を行っています。研修医のデスクも、他の上級医の先生方と混ざって配置されており、目が行き届く環境です。

2次救急は月約4回、内科・外科・小児科にそれぞれ分かれて上級医の先生と2人1組で研修をします。1年目の最初のころは何も出来ずに邪魔をしている状態でしたが、上級医からの熱意のある指導を受ける中で、徐々に業務に慣れてからは、多種多様な症例を経験できる、とても実践的で有意義な時間だと感じることが出来るようになりました。

 

研修の風景等

研修医全体勉強会

各科ローテートの中でも初期臨床研修医全員を対象とした勉強会を開催しています。

  1. 各科指導医によるクルズス
  2. 放射線科読影勉強会
  3. 抄読会
  4. 総合臨床症例検討会
  5. 救急症例カンファレンス
  6. CPC


救急症例カンファレンスの様子。
救急症例カンファレンスでは、2次救急外来で経験した症例を提示し、上級医とともに議論を行います。

 

救急外来での風景


救急外来では指導医のもとで積極的に治療に参加します。

 

外科での風景


外科では手術に術者として関わっていきます。

 臨床研修に係る年次報告

市立甲府病院は、初期臨床研修医の研修プログラムに関する届出内容は下記のとおりです。

令和5年度卒後臨床研修プログラムこのリンクは別ウィンドウで開きます

お問い合わせ先

〒400-0832
山梨県甲府市増坪町366番地
市立甲府病院 事務局総務課
電話:055-244-1111(代表) 内線2021